「まだ動いてるから」と使い続けているエアコン、実は買い替えたほうが得かもしれません。猛暑のさなかに突然壊れて大慌て——を避けるためにも、買い替えの目安を知っておきましょう。電気代と故障リスクから考えるニュースを起点に整理します。
平均使用年数は14.2年、買い替え理由の約7割が「故障」
BCNの記事によると、多くの家庭ではエアコンを「壊れるまで使う」のが実態だという。内閣府の消費動向調査(2025年12月実施)では、ルームエアコンの平均使用年数は14.2年で、買い替え理由の約7割が「故障」だった。一方、メーカーが定める「標準使用期間」は約10年で、これを超えると部品の劣化が進みやすくなる。製造終了から10年が経つと修理用の部品も入手が難しくなるため、買い替え検討の目安になる。10年前の機種と最新の省エネ機を比べると、電気代の差は年間2000〜3000円(6〜9畳向け)から年間1万2000円(17〜26畳向け)にのぼり、10年で10万円を超えることもあるという。
出典:BCN「エアコンは何年使うのが正解? 電気代と故障リスクから考える買い替え」(BCN、Yahoo!ニュース掲載、2026年7月22日)/平均使用年数は内閣府「消費動向調査」より
数字で見る「買い替えの目安」
「壊れるまで使う」のは一見おトクに見えますが、古い機種は電気代がかさむうえ、真夏に故障すると、修理や買い替えまで暑い部屋で過ごすことになりかねません。特に高齢の家族や小さな子どもがいる家庭では、熱中症のリスクにもつながります。
「修理か買い替えか」を判断する3つの視点
エアコンの調子が気になってきたら、次の3点で判断しましょう。
- 経過年数……標準使用期間(約10年)や製造終了からの年数を確認し、10年以上なら買い替えも視野に入れます
- 修理部品の入手可否……古い機種は部品がなく修理できないこともあるため、メーカーや販売店に確認しましょう
- 費用対効果……コンプレッサー交換など高額な修理は、新品購入に近い費用がかかる場合もあるため、電気代の節約分も含めて比べます
なお、東京都の「東京ゼロエミポイント」など、省エネ家電への買い替えを支援する制度もあります。また2027年4月以降は省エネ基準の引き上げで、安価な機種が減り価格が上がる可能性も指摘されています。あわてて壊れてから探すより、計画的に備えるのが賢明です。
いえのーとで「家電の買い替え計画」を共有する
エアコンのような大きな家電は、計画的に備えると、あわてず・おトクに買い替えられます。いえのーとで家族と共有しておきましょう。
メモに「我が家の家電の使用年数」を記録する
エアコンや冷蔵庫など、主要家電の購入年をメモに記録しておきましょう。「そろそろ買い替え時期」が一目で分かり、突然の故障に備えられます。
カレンダーで「買い替え検討・セールの時期」を押さえる
需要期前(春先など)やセールの時期をカレンダーに入れ、繁忙期の割高な購入や設置工事の混雑を避けましょう。補助制度の期限もメモしておくと安心です。
買い物リストとTODOで比較・手配を進める
候補機種の畳数・省エネ性能・価格を買い物リストで比較し、「補助制度を調べる」「設置を手配する」をTODOにして分担すると、スムーズに買い替えられます。
「壊れる前」に、計画的に
エアコンは、命を守る家電でもあります。「まだ使える」と先延ばしにせず、使用年数や電気代を目安に、計画的な買い替えを考えておきましょう。
家電の使用年数や買い替え計画を、いえのーとのメモ・買い物リスト・TODO・カレンダーで共有して、猛暑でもあわてない備えを整えてください。
