「返済満了時に元金の半分を一括払い」する新しい住宅ローンが登場
住信SBIネット銀行が6月から、返済期間満了時に元金の50%を一括で支払う新しい住宅ローンの提供を開始しました。返済期間中の月々の支払いを抑えながら、将来の売却益でまとめて返済することを想定した商品です。
出典:読売新聞オンライン「住信SBIネット銀行、返済期間満了時に元金の50%を一括で支払う新住宅ローン提供…返済期間中の売却を想定」(2026年5月31日、Yahoo!ニュース掲載)
対象は東京23区・大阪市・横浜市・川崎市の1億円以上の新築・中古マンション(完済時に築65年以内)で、年収1,000万円以上・借入時18〜65歳が条件。融資額は最大3億円、返済期間は最長35年で、金利は通常型に比べて+0.35%上乗せとなります。メガバンクやインターネット銀行では初の試みとされています。
「売却前提」の住宅購入、なぜ広がりつつあるのか
都市部のマンション価格は近年大きく上昇しており、東京23区では新築マンションの平均価格が1億円を超える水準が続いています。こうした状況の中で、「35年間住み続ける」ことを前提にしない、資産として保有・売却するという住宅購入の考え方が広がっています。
今回の商品はその流れを反映したもので、月々の返済負担を抑えながら、値上がりした時点での売却益で一括払い分を回収することを想定しています。ただし、売却が計画どおりに進まなかった場合のリスクも大きく、利用にあたっては家族でしっかりと計画を立てることが重要です。
こうしたローンを検討する前に、家族で確認すること
新しいローン商品が登場するたびに、「月々の返済額が抑えられる」という部分だけが注目されがちです。しかし住宅ローンは、家族全員の生活に長期間にわたって影響を与える大きな意思決定です。
検討の前に家族で確認しておきたいポイントをまとめると、次のようになります。
- 総返済額を把握する:月々の支払いだけでなく、一括払い分を含めた総額を確認する
- 売却シナリオを現実的に考える:市況が変わった場合に売却できない可能性も想定する
- 返済期間中のライフイベントを整理する:子どもの進学・転職・介護など、家族の変化と照らし合わせる
「なんとなく月々の負担が少ないから」と進めてしまわないよう、家族で情報を共有しながら判断することが大切です。
いえのーとでマイホーム計画を家族で共有する
住宅購入は、夫婦や家族の間で情報が一致していないまま話が進んでしまいがちな場面のひとつです。いえのーとを活用することで、検討から購入後の管理まで、家族が同じ情報を持った状態で動けるようになります。
メモで候補物件・ローン条件を記録する
物件の見学メモやローンの比較情報を、いえのーとのメモに書きとめておきましょう。「あのマンション、金利はいくらだったっけ?」という会話が減り、情報をもとに家族で議論しやすくなります。
複数の物件・複数のローン商品を比較する際にも、同じ場所に情報が整理されていると判断がスムーズです。
TODOで住宅購入の「やること」を段取りよく進める
住宅購入には、物件探し・資金計画・ローン審査・契約・引っ越しと、多くのステップがあります。いえのーとのTODOに項目を登録して担当者を決めておくと、「誰が何をするか」が明確になり、夫婦どちらかに負担が集中することを防げます。
「ファイナンシャルプランナーに相談する」「複数銀行に事前審査を申し込む」など、忘れやすいステップも登録しておきましょう。
カレンダーで重要な期日を家族全員と共有する
住宅ローンや物件購入には、申込締め切り・審査回答期限・契約日・引き渡し日など、期日が多く発生します。いえのーとのカレンダーに登録して家族全員と共有しておくことで、「うっかり忘れた」「知らなかった」という事態を防げます。
ローンの金利が適用される日や、固定期間の終了予定なども登録しておくと、見直しのタイミングを逃しません。
「なんとなく」を「計画」に変える
住宅ローンは家族にとって長期間にわたる大きな約束です。新しい商品が増えるほど、選択肢を比較し、家族全員で理解した上で判断することがより重要になります。
いえのーとのメモ・TODO・カレンダーを使って、マイホーム計画を家族の「共有プロジェクト」として進めてみましょう。
