29歳以下の約3割が包丁を使わない「キャンセル調理」。忙しい家庭の食事づくりを効率化するヒント

毎日新聞の記事を起点に、キユーピーが既婚女性1,500人を対象に実施した食生活調査で「キャンセル調理」が若年層に浸透していることを整理します。29歳以下で過去1か月に包丁を使った人は68.3%にとどまり、使用調理器具も全体平均の10.5個に対し6.2個。市販品にひと手間加えた調理を「手作り」と肯定的に捉える価値観へのシフトが見られます。忙しい家庭の食事づくりを効率化するヒントを、いえのーとのメモ・買い物リスト・TODOで家族と共有するコツを紹介します。

キッチンで市販の食材を使って手軽に料理を仕上げる家族の様子

若年層で広がる「キャンセル調理」とは

キユーピーが20〜74歳の既婚女性1,500人を対象に実施した食生活調査(2025年10月実施、2026年6月10日公表)で、特定の調理工程や道具をあえて使わない「キャンセル調理」が若年層を中心に浸透していることが明らかになった。過去1か月以内に包丁を使用した人は全体で89.3%だが、29歳以下では68.3%にとどまり、使用した調理器具の数も全体平均10.5個に対し29歳以下は6.2個だった。

出典:毎日新聞「若年層は『包丁キャンセル』 かつての『手抜き』は『効率化』へ」(2026年6月24日、Yahoo!ニュース掲載)

「キャンセル調理」とは、忙しい日常の中で無理なく料理を続けるために、特定の調理工程や道具をあえて使わない(=キャンセルする)合理的な工夫のことです。キユーピーは「完璧な家事から効率と満足度のバランスを重視する価値観へ主流が移行した」と分析しています。

世代で大きく異なる調理スタイル

68.3%包丁使用率(29歳以下)全体89.3%、62歳以上94.3%
6.2使用器具数(29歳以下)全体平均は10.5個
14.6%包丁キャンセル実施率29歳以下の割合

注目すべきは、29歳以下で包丁を使わない人が約3割にのぼるだけでなく、使う調理器具の数自体が全体平均の6割程度しかないことです。これは「手抜き」ではなく、共働き世帯の増加や価値観の変化を背景にした、食事づくりの合理化と言えます。

「手抜き」から「効率化」へ ― 変わる「手作り」の定義

調査では、市販品にひと手間加えた調理を肯定的に捉える傾向も明らかになっています。たとえば以下のような調理です。

  • 生ハンバーグを焼いて食卓に出す
  • レトルトの豚汁にみそを溶いてアレンジする
  • カット野菜をそのままサラダに使う

かつては「手抜き」と捉えられがちだったこうした調理法が、いまは「効率的な手作り」として受け入れられるようになっています。大切なのは「すべてを一から作ること」ではなく、「家族が満足できる食事を無理なく続けること」だという意識の変化が見て取れます。

いえのーとで「効率的な食事づくり」を家族で共有する

買い物リストに「時短食材」を定番登録する

カット野菜、冷凍食品、レトルト食品、市販の合わせ調味料など、調理の手間を省ける食材をいえのーとの買い物リストに登録しておきましょう。「今日は包丁を使わない日」と決めたときにも、リストがあればスムーズに買い物ができます。

メモに「我が家のキャンセル調理レシピ」を残す

「レトルトカレーに温泉卵をのせる」「冷凍うどんに市販のめんつゆとカット野菜」など、家族に好評だった簡単メニューをメモにストックしておくと、献立に迷ったときに頼りになります。家族で「これは良かった」を書き足していけば、我が家だけのレシピ集が育ちます。

TODOで「頑張らない日」の仕組みをつくる

「水曜はキャンセル調理の日」「金曜は市販品OK」のように、あらかじめ手を抜いてよい日をTODOやカレンダーに入れておくと、心理的なハードルが下がります。「今日はこれでいいんだ」と思える仕組みが、料理を無理なく続ける鍵になります。

「続けられる」が一番の手作り

完璧な手料理を毎日続けることは、誰にとっても簡単ではありません。キャンセル調理は、家族の食事を「続けられる」ものにするための前向きな工夫です。

いえのーとの買い物リスト・メモ・TODOを使って、家族の食事づくりをもっとラクに、もっと楽しくしていきましょう。

参考・引用元

毎日新聞「若年層は『包丁キャンセル』 かつての『手抜き』は『効率化』へ」(Yahoo!ニュース掲載)
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