「久しぶりに家族でディズニーに行ったら、思った以上にお金がかかった」——そんな声をよく聞くようになりました。実際、東京ディズニーリゾートは「たくさんの人に来てもらう」から「一人あたりにしっかり使ってもらう」へと、戦略を大きく切り替えています。
値上げでも過去最高売上、その中身は「客単価」
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの2025年度の売上高は、前期比3.7%増の7045億円で過去最高を更新した。ただし成長の主役は来園者数ではなく客単価にある。1人あたりの客単価は2019年3月期の1万1815円から1万8403円へと上昇。大人の1デーパスポートは変動価格制のもと、2019年の7500円から最高1万900円まで引き上げられ、年間パスポートの廃止や有料の優先乗車サービスの導入も進んだ。一方で、18歳未満の来園者数は2019年3月期の900万人超から直近では672万人に減少しており、「若者離れ」が将来の懸念材料として指摘されている。
出典:ITmedia ビジネスオンライン「客単価が約1.5倍! なぜディズニーは高価格路線にかじを切ったのか 『夢の国』から遠のく未来のファン」(2026年7月9日)
かつては「来園者数」を追っていたのが、コロナ禍を経て「一人あたりにいくら使ってもらうか」を重視する方向へ。混雑を抑えながら収益を確保する狙いですが、その分、家計から見た「1回のディズニー」の負担は確実に重くなっています。
数字で見る「高価格路線」
チケット代だけでなく、優先乗車サービスやグッズ・食事を含めると、家族4人での1日はかなりの出費になります。企業としては合理的な戦略でも、「子ども連れで気軽に行く場所」ではなくなりつつある、という見方もできます。記事が指摘する18歳未満の来園者減少は、その表れかもしれません。
「特別な一日」として計画するという考え方
値上げをただ嘆いても始まりません。むしろ「頻繁に行く日常のレジャー」から「年に一度の特別な一日」へと位置づけを変えると、満足度を保ちながら家計とも折り合いをつけやすくなります。
- 回数を絞って、その分しっかり楽しむ……年1回と決めれば、予算も立てやすく、当日の満足度も上がります
- 総額を"チケット以外も含めて"見積もる……交通費・食事・グッズ・(必要なら)優先乗車サービスまで含めた総額を先に把握する
- 変動価格を味方につける……日によって価格が変わるので、比較的安い平日などを狙うと総額を抑えられます
大切なのは、「なんとなく行って、なんとなく高くついた」を避けること。行くと決めたら、家族で予算と段取りを共有しておくのが、後悔しないコツです。
いえのーとで「家族のレジャー費」を見える化する
テーマパークに限らず、レジャーは「その場の勢い」で出費がふくらみがち。いえのーとで事前に共有しておけば、家族みんなが納得したうえで、思いきり楽しめます。
カレンダーで「行く日」と「予算を決める日」を共有する
「次に行くのはこの日」と決めてカレンダーに入れ、その少し前に「予算を相談する日」も設定しておきましょう。変動価格制のパークなら、価格の安い日を狙って計画するのにも役立ちます。
メモに「1日の予算内訳」を書き出す
チケット・交通費・食事・グッズなど、項目ごとに上限の目安をメモに書いておきましょう。「グッズは一人◯円まで」と家族で決めておけば、当日「あれも欲しい」で予算オーバー、という事態を防げます。
TODOで準備と当日の役割を分担する
「チケットを予約する」「持ち物を用意する」「集合時間を決める」など、準備をTODOにして分担しておくと、当日の朝に慌てません。お金の管理係を決めておくのもおすすめです。
値上げ時代の"納得できるお金の使い方"を
ディズニーの高価格路線は、あらゆるモノ・サービスが値上がりする今の時代を象徴する動きです。大切なのは、値段そのものより「家族が納得して使えているか」。
年に一度の特別な一日を思いきり楽しむために、レジャー費をいえのーとのカレンダー・メモ・TODOで見える化し、家族みんなが笑顔になれるお金の使い方を考えてみてください。
