「こっちは1円でも安い食材を探しているのに」——家計を切り詰めている人ほど、家族の"大きな出費"には敏感になるもの。飲み代をめぐる夫婦のすれ違いを起点に、お金の話し合い方を考えます。
「飲み代5000円」と「豆腐30円」の温度差
夫の会社の飲み会5000円の出費をめぐり、日々の家計を厳しく管理する妻が激怒したという事例。妻は「毎日30円安い豆腐を買う努力を167日続けた額に相当する」と計算し、割り切れない思いを抱いている。一方で、日本の企業では「飲みニケーション」が職場のコミュニケーション手段として機能している現実もある。記事は、総務省の2024年家計調査で二人以上世帯のエンゲル係数が28.3%と1981年以来43年ぶりの高水準になっていること、SBI新生銀行の2024年調査で男性会社員の毎月の平均お小遣いが3万9081円(前年比1477円減)であることも紹介している。
出典:ファイナンシャルフィールド「飲み代『1回5000円』に、妻が『こっちは毎日30円安い豆腐買ってるのに』と激怒!」(2026年8月12日)/データは総務省「家計調査」・SBI新生銀行の調査より
数字で見る「家計のいま」
エンゲル係数(家計の消費に占める食費の割合)が43年ぶりの高水準というのは、それだけ食費の負担が重くなっているということ。毎日コツコツ食費を切り詰めている人からすると、1回5000円の飲み代が「豆腐167日分」に見えてしまうのも無理はありません。一方で、お小遣いは前年より減っており、夫側にも「自由に使えるお金は限られている」という事情があります。どちらの気持ちも、もっともなのです。
「どっちが正しい」ではなく「ルールを決める」
こうしたお金のすれ違いは、感情でぶつかると平行線になりがち。大切なのは、事前に"仕組み"を決めておくことです。
- お小遣いの範囲を決める……「この範囲は自由に使ってOK」と決めておけば、その中の飲み代でもめずに済みます
- 家計を「見える化」する……何にいくら使っているかを共有すると、お互いの努力や事情が見えてきます
- 節約の目的を共有する……「何のために切り詰めているのか」を共有すると、協力しやすくなります
- お互いの"必要経費"を認める……交際費も、食費の節約も、どちらも家族のための努力だと認め合うことが第一歩です
いえのーとで「家計とお小遣い」を家族で共有する
お金の不満は、我慢してため込むと大きな衝突になりがち。いえのーとで見える化し、ルールを共有しておきましょう。
メモに「お小遣いと家計のルール」を書いておく
「お小遣いは月○円まで」「大きな出費は相談する」など、我が家のルールをメモにまとめておきましょう。文字にしておくと、感情的なもめごとを防げます。
カレンダーで「家計を話し合う日」を決める
月に一度など、家計を振り返る日をカレンダーに入れておきましょう。定期的に話す場があると、不満をため込まずに済みます。
TODOで「固定費の見直し」を分担する
食費や交際費を削る前に、通信費や保険などの固定費を見直すのも有効。TODOにして家族で分担しましょう。
我慢の押し付け合いより、納得のルールを
節約も交際費も、どちらも家族の暮らしのため。片方が我慢を募らせるより、お互いが納得できるルールを決めておくことが、円満な家計の秘訣です。
家計やお小遣いのルールを、いえのーとのメモ・TODO・カレンダーで家族と共有して、お金のことで笑顔が減らない暮らしを整えていきましょう。
