紙のレシピは、家の中でいちばん共有されていない
家庭のレシピで、いちばん共有が難しいのは紙です。
料理本は棚にあるので、キッチンにいる人しか開けません。切り抜きは冷蔵庫に貼られたまま色が変わっていきます。実家で書いてもらった手書きのメモは、そもそも一部しか存在しません。
デジタル化する手段がなかった ので、これまでは撮って写真フォルダに入れておくしかありませんでした。写真は検索できないので、結果として探せなくなります。
いえのーとのレシピは、画像から材料と手順を読み取れます。紙のレシピを、家族全員が見られる形に変えられます。
取り込む手順
レシピ画面の右下の「+」から「レシピを追加」を開き、上部のタブで 「画像」 を選びます。
「レシピの写真を選ぶ」 という大きなカードが表示され、その下に「料理本・レシピカード・手書きメモなど/複数ページはまとめて選ぶと1件になります」と説明が出ています。
カードをタップすると写真を選ぶ画面が開きます。選んだ写真は横に並んだサムネイルで確認でき、いらないものは個別に外せます。末尾の「追加」からあとで足すこともできます。
選び終わると 「◯枚を1件のレシピとして解析します」 と表示されます。「AI で解析」を押すと「画像をアップロード中…」と出て、解析が始まります。
複数ページを1件にまとめられる
この機能でいちばん効くのが、まとめ選択 です。写真は 最大10枚 まで選べて、それらが1件のレシピとして解析されます。
料理本は、材料と手順が見開きで分かれていたり、ページをまたいでいたりします。1枚ずつ取り込むと別々のレシピになってしまいますが、まとめて選べば1つにまとまります。
- 見開きで材料と手順が分かれている……両ページを選ぶ
- 手順が次のページに続いている……続きも一緒に選ぶ
- レシピカードの表と裏……両面を選ぶ
ページの順番どおりに選ぶ のがコツです。順番が入れ替わると、手順の並びが崩れることがあります。
撮るときのコツ
読み取りの精度は、撮り方でかなり変わります。
- 真上から撮る……斜めから撮ると文字がゆがみ、読み取りにくくなります
- 影を入れない……自分の手やスマートフォンの影が文字にかかると読み落とされます
- ページ全体を入れる……端が切れると材料や手順が欠けます
- 明るい場所で撮る……キッチンの手元灯だけだと暗くなりがちです
- 本の反りを押さえる……厚い本は中央がゆがむので、開いて押さえてから撮ります
手書きのメモも読み取れますが、崩した字や独自の略記は苦手です。プレビューの段階で確認して、違っていたら直してから保存してください。
解析元の画像は残ります
保存したレシピの詳細画面には 「解析元の画像」 という項目があり、取り込みに使った写真をあとから開けます。
これがあると、AIの読み取りが気になったときに元の紙を確認できます。料理本を棚から出さなくても、撮った写真で確かめられる ということです。
紙の原本を処分するかどうかは別の判断ですが、少なくとも「あの本のどこかに載っていた」を探し回る必要はなくなります。
回数と上限について
「画像」からの取り込みはAIの解析を使うため、AI解析の回数を消費します。追加画面の上部に「AI解析の残り◯回」と表示されます。
この回数はAI登録や音声入力と同じ枠で、家族で共有されています。10枚まとめて1件にする場合も、消費するのは1件分です。1枚ずつ取り込むより、まとめたほうが回数の面でも有利 です。
保存できる件数の上限は、レシピ一覧の上に「レシピ 2/10件(あと8件)」のように表示されます。
実家のレシピから始めてみる
最初に取り込むなら、実家で教わった手書きのレシピ をおすすめします。
料理本は買い直せますが、手書きのメモは失うと戻りません。書いた本人がいなくなってからでは、読み取れない字を確認する相手もいなくなります。
撮って取り込めば、材料と手順に整理された状態で家族全員が見られるようになります。作った記録を★とメモで残していけば、次の世代にも渡せます。
紙のレシピは、家の中でいちばん残しておきたいものかもしれません。
