我が家の定番は、どこにも書かれていない
家でよく作るものを思い出してみてください。何度も作っているのに、レシピとして残っていないものが必ずあります。
味つけは目分量で、手順は覚えているから書く必要がない。だから記録がありません。作れる人がいる間は困らないので、書き残す理由がない のです。
ところが、これが一番困る形で表に出てきます。作る人が体調を崩したとき。子どもが自分で作ってみようとしたとき。「あの味」を再現できる人が誰もいなくなります。
いえのーとのレシピは、自分で入力して登録 できます。AIに頼らず、自分の言葉で残す方法です。
入力する項目
レシピ画面の右下の「+」から「レシピを追加」を開き、上部のタブで 「手入力」 を選びます。入力するのは次の項目です。
| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| タイトル | レシピ名(「例: 親子丼」と薄く表示されます) |
| 人数 | 「−」「+」で調整。「◯人分」と表示されます |
| 材料 | 材料名・量・単位の3つを行ごとに入力。「追加」で行を増やせます |
| 手順 | 番号付きで1つずつ入力。「追加」で手順を増やせます |
| タグ | 「新しいタグを入力」→「追加」で自由に付けられます |
入れ終わったら 「保存する」 を押します。他のタブでは「AI で解析」になっているボタンが、手入力では「保存する」に変わります。
AI解析の回数を使わない
手入力のいちばん大きな利点がここです。手入力はAIを使わないので、AI解析の回数を消費しません。
URL・テキスト・画像からの取り込みは、いずれもAIの解析回数を使います。この回数はAI登録や音声入力と同じ枠で、家族で共有されています。残りが少ないときや、月末に回数を使い切ってしまったときでも、手入力なら制限なく登録できます。
「回数を気にせずレシピを増やせる方法」として覚えておくと、使いどころが見えてきます。
完璧に書かなくていい
手入力でつまずく理由はほぼひとつで、きちんと書こうとして手が止まる ことです。
分量が目分量なら、そう書けばいいです。
- 「しょうゆ 大さじ2くらい」
- 「砂糖 ひとつまみ」
- 「水 ひたひたになるまで」
手順も、他人に説明する文章にしなくて構いません。「玉ねぎを切る」「炒める」「水と調味料を入れて15分」で十分です。作る本人が読めれば役目を果たします。
足りない部分はあとから直せます。 レシピ詳細から編集できるので、次に作ったときに気づいたことを足していけばいいです。最初から完成させる必要はありません。
タグで「我が家の分類」をつくる
タグは自由に付けられます。せっかく自分で入力するのなら、家の事情に合わせた分類を作っておくと後で効きます。
- 「15分」「30分」……かけられる時間から選べるようにする
- 「子どもが食べる」……好き嫌いのある子に出せるものを絞る
- 「作り置き」……週末にまとめて作るもの
- 「母の味」「祖母の味」……誰から受け継いだかを残す
一覧では検索とタグで絞り込めるので、タグを決めておくと「今日はこれくらいの時間で、子どもも食べるもの」から探せるようになります。
教わりながら、その場で入れる
いちばんおすすめの使い方は、作れる人に教わりながら、隣で入力すること です。
あとで思い出して書こうとすると、細かい部分が抜けます。「弱火で」「蓋をして」「粗熱を取ってから」といった一言が、味を決めていることがよくあります。
実家に帰ったとき、台所に一緒に立って、作りながら聞いたことをその場で手入力していく。教わる時間が、そのままレシピになります。
保存すれば家族全員が見られるようになり、材料の行から買い物リストにも送れます。調理モードで手順を1つずつ表示させれば、初めて作る人でも進められます。
書き残す理由がなかった定番を、いちばん書き残したいものとして扱ってみてください。
