「自分の住む地域は、地震のリスクがどのくらいあるの?」——大きな地震のニュースを見るたび、気になる方も多いはず。近畿地方のエリア別地震リスクが初めて公表されたニュースを起点に、家族で備えを見直すきっかけにしましょう。
近畿で「30年以内にM6.8以上」の確率を初公表
政府の地震調査委員会は、近畿地方の活断層による地震リスクを「エリア別」で初めて公表した。それによると、近畿全域で今後30年以内にマグニチュード6.8以上の地震が発生する確率は「50〜60%」。大阪府・京都南部・奈良県北部・滋賀県などを含む「近畿三角帯」は「40〜60%」、「近畿北西部」は「30%」、「紀伊半島」は「7%」とされた。個別の断層では、琵琶湖西岸断層帯北部区間が「3〜14%」と近畿で最も高く、六甲・淡路島断層帯は評価の見直しで「Sランク」に格上げされた。
出典:MBSニュース「近畿の“エリア別地震リスク”初公表 30年以内のM6.8以上発生確率は『50〜60%』に 六甲・淡路島断層帯は『Sランク』に格上げ」(MBSニュース/毎日放送、TBS NEWS DIG、2026年8月28日)/データは政府・地震調査委員会の公表による
数字で見る「近畿の地震リスク」
エリアごとに確率が示されたことで、「我が家のあたりはどうなのか」がイメージしやすくなりました。ただし、確率が低いエリアでも「地震が起きない」という意味ではありません。活断層の地震は数千年に一度の周期で起きるため、数字はどうしても小さく見えがち。近畿の詳しい評価は、地震調査研究推進本部「近畿地域の活断層の地域評価」で確認できます。
確率にとらわれず、「できる備え」を家族で
大切なのは、数字の高い・低いにかかわらず「地震はどこでも起こりうる」と考え、できる備えを整えておくことです。
- 家具の固定を見直す……転倒防止の器具などで、寝室やリビングの安全を確保しましょう
- 非常持ち出し品を準備する……水・食料・常備薬・モバイルバッテリーなどを、家族の人数分そろえておきます
- 家族の連絡・集合方法を決める……災害時にどう連絡を取り、どこに集まるかを事前に話し合っておきましょう
- 避難場所・経路を確認する……ハザードマップで自宅周辺の危険や避難所を確認しておきます
いえのーとで「家族の防災」を仕組みにする
防災は「いつかやろう」と思っているうちに後回しになりがち。いえのーとで家族の共通の備えにしておくと、いざというときに落ち着いて動けます。
メモに「連絡方法・集合場所」を書いておく
災害時の連絡手段や集合場所、家族それぞれの緊急連絡先をメモにまとめておきましょう。子どもにも分かるように書いておくと安心です。
買い物リストで「防災用品」を家族と共有する
非常食・水・電池・救急用品など、備えておきたいものを買い物リストにまとめ、家族で分担してそろえましょう。期限のあるものは補充も忘れずに。
TODOで「点検・更新」を定期的に
「家具の固定を確認する」「非常食の賞味期限をチェックする」などをTODOにして、定期的に見直す習慣をつけましょう。備えは"一度きり"ではなく、続けることが大切です。
「知って、備える」が家族を守る
エリア別の地震リスクは、不安をあおるためのものではなく、備えのきっかけにするための情報です。確率の数字に一喜一憂するより、「どこでも起こりうる」と考えて、日ごろから備えておくことが家族の安心につながります。
連絡方法や防災用品、点検の予定を、いえのーとのメモ・買い物リスト・TODOで家族と共有して、いざというときに動ける備えを整えておきましょう。
