年金にも所得税がかかる?月18万円が手取り13万円になる仕組みと、家族で確認しておきたいこと

THE GOLD ONLINEの記事を起点に、年金受給時に所得税・住民税・社会保険料が天引きされ、額面と手取りに大きな差が出る仕組みを整理します。65歳以上で年間158万円以上の年金を受給すると所得税の源泉徴収が始まり、月18.2万円の年金が手取り約13万円になるケースも。厚生年金と基礎年金を合わせた男性の平均受給額は月約17万6,793円。退職前に把握しておきたい年金の手取り額を、いえのーとのメモ・TODO・カレンダーで家族と共有するコツを紹介します。

リビングで年金の書類を一緒に確認する家族の様子

年金にかかる税金と社会保険料

老齢年金は所得税法上の「雑所得」として扱われ、65歳以上で年間158万円以上の年金を受給する場合、原則として所得税が源泉徴収される。さらに住民税・健康保険料・介護保険料も天引きされるため、額面と手取りには大きな差が生じる。月額18.2万円の年金でも、各種天引き後の手取りは約13万円になるケースがある。

出典:THE GOLD ONLINE「年金にまで税金がかかるの…?年金手取り月13万円、愕然とする65歳元会社員へ、日本年金機構からの〈丁寧な回答〉」(2026年6月28日)

現役時代は給与明細で天引きの内訳を毎月確認できますが、年金になると「思ったより少ない」と初めて気づく方が多いようです。年金は「もらえる額」だけでなく「手取り額」で考えることが重要で、退職前から家族で把握しておくことで老後の家計設計が大きく変わります。

年金から天引きされる4つの項目

所得税雑所得として課税年158万円超で源泉徴収
住民税前年所得に基づく特別徴収で天引き
健康保険料国保or後期高齢者自治体により異なる
介護保険料65歳以上は第1号所得に応じて段階的

現役時代に会社と折半していた社会保険料は、退職後は全額自己負担になります(国民健康保険の場合)。この「折半がなくなる」ことを知らないまま退職すると、想定外の負担に驚くことになります。

年金の平均受給額と手取りの目安

厚生年金と基礎年金を合わせた男性の平均受給額は月約17万6,793円、国民年金の満額は月約7万600円です。ただし、これは額面の金額であり、ここから所得税・住民税・社会保険料が差し引かれます。

手取り額は個人の状況(配偶者の有無、他の所得、居住自治体など)によって大きく変わります。「ねんきん定期便」に記載されている見込み額はあくまで額面であり、手取りではないことを家族で共有しておくことが大切です。

「扶養親族等申告書」の提出が手取りを変える

日本年金機構から届く「扶養親族等申告書」を提出すると、配偶者控除や基礎控除が適用され、所得税の天引き額が減ります。提出しなかった場合は控除が受けられず、税負担が増える可能性があります。

この書類は毎年届くため、届いたらすぐに提出する習慣をつけておくことが重要です。「届いたけど面倒で放置した」が、手取り減少の原因になることもあります。

いえのーとで年金の情報を家族と共有する

メモに「年金の手取り見込み」を書いておく

「ねんきん定期便の額面」と「天引き後の概算手取り」を並べてメモしておくと、老後の家計をリアルにイメージしやすくなります。「パパの年金見込み:額面17万→手取り約14万?」のように書いておけば、夫婦で家計を考えるきっかけになります。

カレンダーに「扶養親族等申告書の提出期限」を入れる

日本年金機構からの書類は年1回届きます。届く時期をカレンダーに登録しておけば、うっかり放置するリスクを減らせます。「11月頃:年金の申告書が届く→すぐ提出」のように、アクションとセットで登録しておくのがコツです。

TODOで退職前の確認事項を整理する

「ねんきんネットで年金見込額を確認」「国民健康保険料の目安を自治体サイトで調べる」「退職後の住民税の支払い方法を確認」など、退職前にやっておくべきことをTODOに入れておくと、漏れなく準備できます。

まとめ

年金は「もらえる額」と「手取り額」に大きな差があります。所得税・住民税・健康保険料・介護保険料の4つが天引きされることを知っておくだけでも、退職後の家計設計はぐっと現実的になります。

いえのーとのメモ・カレンダー・TODOで年金に関する情報を家族と共有し、「知らなかった」を「備えていた」に変えていきましょう。

参考・引用元

THE GOLD ONLINE「年金にまで税金がかかるの…?年金手取り月13万円、愕然とする65歳元会社員へ、日本年金機構からの〈丁寧な回答〉」
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