「新米のほうが、去年のお米より安い?」——スーパーのお米売り場で、そんな不思議な"逆転現象"が起きています。猛暑と渇水がコメに与える影響を伝えるニュースを起点に、我が家のお米と食費との付き合い方を考えてみます。
猛暑・渇水と「新米2000円台」の逆転現象
九州などの猛暑と記録的な少雨により、各地で渇水が深刻化している。熊本県水俣市では最高気温38.6℃と観測史上1位を記録。水不足は稲の生育にも影響し、通常65〜70センチほど必要な稲穂の高さが55センチ程度にとどまる地域もある。一方でコメの価格は下落傾向で、21日に発表されたコメの平均価格は3191円に低下。農協から農家へ支払われる新米の「概算金」の減額も相次ぎ、店頭では新米が2000円台で並ぶなど、昨年のコメより新米が安くなる"逆転現象"も見られる。ただし肥料・燃料・電気代などの生産コストは上がり続けており、農家の経営を圧迫している。
出典:テレビ朝日系(ANN)「『新米2000円台』去年のコメより新米が安い“逆転現象”」(2026年8月23日)
数字で見る「コメと猛暑」
消費者にとって、お米が安くなるのは一見うれしいこと。でもその裏では、猛暑や渇水で生育に苦労しながら、生産コストの上昇に直面する農家の厳しい現実があります。安さの理由を知ると、日々の一膳のごはんの見え方も少し変わってきます。価格は今後の天候や流通で変動するため、我が家としては「買いだめしすぎず、必要な分をおいしく食べきる」ことが、家計にも食品ロス削減にもつながります。
我が家の「お米と食費」を見直すヒント
コメの価格は家計に直結します。値動きに振り回されすぎず、上手に付き合うために次の点を意識してみましょう。
- 買いすぎず、鮮度よく食べきる……安いときにまとめ買いしすぎると、風味が落ちたり虫がついたりすることも。適量をおいしく食べきるのが基本です
- 正しく保存する……お米は高温多湿が苦手。密閉容器で涼しい場所や冷蔵庫の野菜室に保存すると、猛暑の時期も安心です
- 価格だけで選ばない……銘柄や産地で味や食感は変わります。家族の好みと予算のバランスで選びましょう
- 食品ロスを減らす……食べきれる量を意識することは、家計にも環境にもやさしい選択です
いえのーとで「お米と食費」を家族で共有する
毎日のお米は、家計のなかでも意外と大きな存在。いえのーとで管理を共有しておくと、無駄なく賢く付き合えます。
買い物リストで「お米の残量と予算」を共有する
「お米があと何合か」「次はいくらくらいで買うか」を買い物リストで共有しておけば、買い忘れや買いすぎを防げます。
メモに「保存方法・好みの銘柄」を書いておく
正しい保存のしかたや、家族が気に入っている銘柄をメモにまとめておくと、誰が買い物に行っても迷いません。
カレンダーで「食費を見直す日」を決める
お米に限らず、食費全体を月に一度見直す日をカレンダーに入れておきましょう。価格の変化に気づき、家計の調整がしやすくなります。
一膳のごはんから、暮らしを考える
コメの"逆転現象"は、猛暑や渇水、農家の経営など、いろいろな事情が重なって生まれています。安さの背景を知ることは、食べものを大切にする気持ちや、賢い家計管理にもつながります。
お米の残量や食費の見直しを、いえのーとの買い物リスト・メモ・カレンダーで家族と共有して、毎日のごはんをおいしく、無駄なくいただきましょう。
