「新幹線なら1時間で着くのに」「2時間なら在来線で十分でしょ」——帰省や旅行の移動手段をめぐって、夫婦で意見が分かれることはありませんか。東京から宇都宮への帰省を例に費用と時間を比べた記事を起点に、"数字に出ない価値"も含めて考えてみます。
片道約8600円差、宇都宮への帰省
東京駅から宇都宮駅へ、家族4人(大人2人・小学生1人・未就学児1人)で帰省するケース。妻は「新幹線なら約50分」と主張し、夫は「在来線で約2時間なら十分」と考えている。費用を比べると、在来線は片道合計5220円(往復1万440円)、新幹線は片道合計1万3820円(往復2万7640円)。片道で約8600円、往復では約1万7200円の差になる。ただし、子ども連れの移動では、所要時間の差だけでは測れない「数字に表れない現実」がある——として、費用対効果を一面的に判断することの難しさを論じている。
出典:ファイナンシャルフィールド「東京から『宇都宮』の実家に『家族4人』で帰省…妻は『新幹線なら1時間で着く』と言いますが『片道1万円以上』かかります。約2時間なら電車で十分ですよね? 数字に表れない『子連れ移動の現実』とは」(2026年8月22日)
数字で見る「新幹線 vs 在来線」
| 手段 | 所要時間 | 片道(家族4人) | 往復 |
|---|---|---|---|
| 在来線 | 約1時間50分 | 5220円 | 1万440円 |
| 新幹線 | 約50分 | 1万3820円 | 2万7640円 |
数字だけを見れば、在来線のほうが往復で約1万7200円も安く済みます。一方で、新幹線は約1時間早く着きます。この「時間」と「お金」のどちらを重く見るかは、家庭によって違うもの。特に小さな子ども連れの移動では、費用と時間だけでは測れない要素があります。
「数字に出ない価値」も一緒に考える
子連れの移動は、大人だけのときとは事情が違います。金額と時間の比較に、次のような視点も加えてみましょう。
- 子どもの体力・機嫌……移動が長くなるほど、ぐずりや疲れは大きくなりがち。短時間で着くことの価値は、金額に表れにくいものです
- 乗り換えの負担……荷物や子どもを連れての乗り換えは大きな負担。乗り換えの回数も判断材料になります
- 座って移動できるか……指定席で確実に座れるか、混雑で立つ可能性があるかは、快適さを大きく左右します
- 親の疲労……移動で親が疲れきってしまうと、帰省先での時間も楽しめません。親の余力も"見えないコスト"です
安さも大切ですが、「家族みんなが無理なく移動できるか」も同じくらい大切。どちらが正解ということはなく、その時々の状況で選べばよいのです。
いえのーとで「移動の段取り」を家族で共有する
帰省や旅行は、手段選びから予約、持ち物まで準備が多いもの。いえのーとで共有しておくと、当日を快適に過ごせます。
メモに「移動手段の比較」を書いておく
「費用」「時間」「乗り換え」「子どもの負担」などを書き出して比べておくと、夫婦で納得して決められます。感覚のすれ違いも防げます。
カレンダーで「予約日」と「出発時間」を共有する
指定席の発売日や予約日、当日の出発時間をカレンダーに入れておきましょう。繁忙期は早めの予約が肝心です。
TODOで持ち物・当日の段取りを分担する
「切符を予約する」「子どものおやつ・飲み物を用意する」などをTODOにして分担すると、当日あわてず移動できます。
「安さ」と「快適さ」、我が家のバランスで
新幹線と在来線、どちらを選ぶかに絶対の正解はありません。費用も時間も、そして「数字に出ない子連れ移動の現実」も含めて、家族で話し合って決めることが、いちばん納得のいく選択になります。
移動手段の比較や予約の段取りを、いえのーとのメモ・カレンダー・TODOで家族と共有して、無理のない快適な帰省を楽しんでください。
