「エアコンはつけっぱなしのほうが安い」とよく聞きますが、本当でしょうか。猛暑日の電気代を検証したデータをもとに、我が家の使い方を考えます。
猛暑日は「こまめに消す」ほうが1日約40円安い
ファイナンシャルフィールドがダイキン工業の検証を紹介したところによると、外気温36.9℃・室温26℃設定の条件で、1日あたりの電気代は「つけっぱなし」が5.7kWh・176.7円だったのに対し、「こまめに入切」は4.4kWh・136.4円で、こまめに消すほうが1日あたり約40.3円安い結果になった。1カ月では約1200円の差になる。ただしエアコンは起動時に最大に近い電力を使うため、短時間の外出ならつけっぱなしのほうが有利な場合もあるなど、条件によって結論は変わる。
出典:ファイナンシャルフィールド「"猛暑日"のエアコンは24時間つけっぱなしが正解? こまめに消した場合との1ヶ月の差額はいくら?」(ファイナンシャルフィールド、Yahoo!ニュース掲載、2026年8月4日)/消費電力量の検証データはダイキン工業「空気のお悩み調査隊がゆく mission5-1 夏のエアコンつけっぱなし検証」より
数字で見る「つけっぱなし vs こまめ消し」
※消費電力量(5.7kWh/4.4kWh)はダイキン工業の検証値。金額は電力量料金を1kWhあたり31円として換算したもので、契約プランや時期によって変わります。
意外にも、この検証(猛暑日の日中)では「こまめに消す」ほうが安いという結果でした。「つけっぱなしが得」という話は、あくまで条件しだい。ただし、注意したいのは電気代だけがすべてではないということです。
「電気代」と「安全・快適」のバランスを
節約を意識するあまり、暑さを我慢して体調を崩しては本末転倒。特に注意したい点があります。
- 短時間の外出はつけたまま……エアコンは起動時に電力を多く使うため、30分程度の外出ならつけっぱなしのほうが快適で差も小さいとされます
- 熱中症対策を最優先に……高齢の家族や小さな子どもがいる家庭では、電気代より安全。無理に消さず、適切に使いましょう
- 設定温度・風量で調整する……こまめなオンオフだけでなく、設定温度を上げすぎない・風量を自動にするなども節電に有効です
大切なのは「つけっぱなしか、こまめに消すか」の二択で考えるより、時間帯や外出時間、家族の状況に合わせて使い分けることです。
いえのーとで「我が家のエアコンルール」を共有する
家族で使い方の認識をそろえておくと、節電も熱中症対策も両立しやすくなります。
メモに「我が家の使い方ルール」を書いておく
「日中の在宅時はつけっぱなし」「短時間の外出は消さない」など、我が家の目安をメモにまとめておきましょう。家族で共有すると、ムダも我慢も減らせます。
カレンダーで「電気代の確認日」を決める
月々の電気代を確認する日をカレンダーに入れておくと、使い方の効果が見えてやる気につながります。
TODOで「フィルター掃除」を習慣に
エアコンのフィルターが詰まると効率が落ち、電気代も上がります。「月1回フィルターを掃除する」をTODOにしておきましょう。
数字を知って、賢く・安全に
「つけっぱなしが正解」とは限らず、条件によって答えは変わります。電気代の目安を知りつつ、何より家族の安全と快適さを優先することが大切です。
我が家のエアコンの使い方を、いえのーとのメモ・TODO・カレンダーで家族と共有して、暑い夏を賢く・元気に乗りきってください。
