冬タイヤの交換は「雪予報が出る前」が目安。ショップが混む前に、週末の作業と家族の車の予定を決めておく方法

日本自動車タイヤ協会(JATMA)の情報をもとにしたJAF Mate Onlineの記事は、「雪が降ってから」では遅いとして、雪予報が出る前の交換とショップが混む前の予約を勧めています。交換時期は地域で大きく違い、東京では12月に替える人が6割超でした。週末の作業日と点検、家族それぞれの車の予定を、いえのーとのカレンダーとTODOで先に決めておく方法をまとめました。

晩秋の朝、自宅の駐車場で父親が車のタイヤ交換をし、子どもが工具を手渡し、母親が温かい飲み物を持ってきて、もう一人の子どもが落ち葉を集めている様子

「雪が降ってから」では遅い、と言われる理由

朝晩が冷え込み、そろそろ冬タイヤが気になる時期です。JAF Mate Onlineは、日本自動車タイヤ協会(JATMA)が公開している情報をもとに、なぜ早めの装着が必要なのかを解説しています。結びには、交換のタイミングについてこう書かれています。

「まだ早いかな?」と思う今こそが、タイヤ交換のベストタイミングだ。タイヤショップが混雑する前に予約を入れるか、ガレージにあるタイヤをチェックすることから始めてほしい。

出典:JAF Mate Online「「雪が降ってから」では遅すぎる。日本自動車タイヤ協会(JATMA)が警鐘を鳴らす冬タイヤの3つのポイント」(2025年12月5日)

同じ記事では、新品の冬タイヤに替えたあとは、乾燥路を時速80km以下で100km以上走る「慣らし走行」をすすめています。雪が降ってから新品に履き替えると、いちばん性能が必要なときに力を発揮しきれないからです。交換は、雪の予報を見てからではなく、その前に済ませておくもの と考えたほうがよさそうです。

50%スタッドレスの交換目安は、溝が新品時から50%摩耗したときJAF。プラットホームが露出したら冬用タイヤの使用限界
100km以上新品の冬タイヤの慣らし走行の目安乾燥路を時速80km以下で(JATMA)
4輪すべて冬タイヤは前輪だけ・後輪だけにせず全輪にJATMAが推奨する装着のポイント

プラットホームとは、溝の中にある突起のことです。タイヤの側面にある矢印マークをたどった先で確かめられ、露出していれば、溝が残っていても冬用タイヤとしては寿命とされています。JAFのクルマ何でも質問箱でも同じ目安が説明されています。なお、雪道で夏タイヤのまま走ると、都道府県の規則違反として反則金の対象になる場合があるとも、前述のJAF Mate Onlineの記事は伝えています。

交換する時期は、住んでいる地域でこんなに違う

では、実際にいつ替えているのでしょうか。JAF Mate Onlineが読者3万人に行った冬タイヤ交換事情のアンケート(2025年11月14日)では、北海道は11月が最も多く、東京は12月が最も多いという結果でした。回答数は都道府県で差があり、編集部も参考値としています。

67.6%北海道で冬タイヤへの交換が最も多い「11月」JAF Mate Online読者アンケート
62.9%東京で最も多い交換時期「12月」同「11月」は29.8%
30.5%東京で冬タイヤを使っている人同アンケート

地域の初雪の時期によって、交換の時期はずいぶん変わります。ただ、自宅の周りで雪が降るかどうかだけでは決まりません。 年末年始に雪の多い地域へ帰省する、スキーに出かける、といった予定があれば、その出発日から逆算して交換日を決めることになります。家族の予定を並べて、車で雪道を走る日が一日でもないかを確かめておきましょう。

いえのーとで、交換の準備を家族の予定にする

予約日と作業日を「予定」に入れる

ショップに予約を入れたら、いえのーとの カレンダー に「冬タイヤ交換」として登録します。2026年の11月は、週末が10月31日・11月1日、7日・8日、14日・15日、21日〜23日(三連休)、28日・29日と続きます。自分で交換する場合も、作業する日を先に押さえておくと、ほかの予定と重なりにくくなります。通知は「1日前」にしておけば、前の晩に家族みんなが気づけます。

保管中のタイヤの点検をTODOにする

ガレージや物置にしまってあるタイヤは、プラットホームの露出、ひび割れ、空気圧をまとめて確かめておきたいところです。TODO に「冬タイヤの点検」と登録し、担当するメンバーと期限を決めておきます。リマインダーを設定すると、点検を後回しにしにくくなります。点検で買い替えが必要とわかったら、ショップの予約もTODOに追加しておきましょう。

車に乗る家族ごとに予定を分ける

車が2台ある家庭や、祖父母の車も一緒に見ている家庭では、予定のメンバーを車に乗る人にして登録します。メンバーごとに色が分かれるので、どの車の予約なのかがひと目でわかります。操作の手順は家族カレンダーのガイドとTODOのガイドで紹介しています。

冬支度は、予約から

冬タイヤの交換は、雪が降ってから慌てて動くと、予約も作業も窮屈になります。「まだ早いかな」と感じる今のうちに、点検・予約・作業日の3つを家族の予定にしておけば、冬の最初の週末を落ち着いて迎えられます。

参考・引用元

JAF Mate Online「「雪が降ってから」では遅すぎる。日本自動車タイヤ協会(JATMA)が警鐘を鳴らす冬タイヤの3つのポイント」
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