「雪が降ってから」では遅い、と言われる理由
朝晩が冷え込み、そろそろ冬タイヤが気になる時期です。JAF Mate Onlineは、日本自動車タイヤ協会(JATMA)が公開している情報をもとに、なぜ早めの装着が必要なのかを解説しています。結びには、交換のタイミングについてこう書かれています。
「まだ早いかな?」と思う今こそが、タイヤ交換のベストタイミングだ。タイヤショップが混雑する前に予約を入れるか、ガレージにあるタイヤをチェックすることから始めてほしい。
出典:JAF Mate Online「「雪が降ってから」では遅すぎる。日本自動車タイヤ協会(JATMA)が警鐘を鳴らす冬タイヤの3つのポイント」(2025年12月5日)
同じ記事では、新品の冬タイヤに替えたあとは、乾燥路を時速80km以下で100km以上走る「慣らし走行」をすすめています。雪が降ってから新品に履き替えると、いちばん性能が必要なときに力を発揮しきれないからです。交換は、雪の予報を見てからではなく、その前に済ませておくもの と考えたほうがよさそうです。
プラットホームとは、溝の中にある突起のことです。タイヤの側面にある矢印マークをたどった先で確かめられ、露出していれば、溝が残っていても冬用タイヤとしては寿命とされています。JAFのクルマ何でも質問箱でも同じ目安が説明されています。なお、雪道で夏タイヤのまま走ると、都道府県の規則違反として反則金の対象になる場合があるとも、前述のJAF Mate Onlineの記事は伝えています。
交換する時期は、住んでいる地域でこんなに違う
では、実際にいつ替えているのでしょうか。JAF Mate Onlineが読者3万人に行った冬タイヤ交換事情のアンケート(2025年11月14日)では、北海道は11月が最も多く、東京は12月が最も多いという結果でした。回答数は都道府県で差があり、編集部も参考値としています。
地域の初雪の時期によって、交換の時期はずいぶん変わります。ただ、自宅の周りで雪が降るかどうかだけでは決まりません。 年末年始に雪の多い地域へ帰省する、スキーに出かける、といった予定があれば、その出発日から逆算して交換日を決めることになります。家族の予定を並べて、車で雪道を走る日が一日でもないかを確かめておきましょう。
いえのーとで、交換の準備を家族の予定にする
予約日と作業日を「予定」に入れる
ショップに予約を入れたら、いえのーとの カレンダー に「冬タイヤ交換」として登録します。2026年の11月は、週末が10月31日・11月1日、7日・8日、14日・15日、21日〜23日(三連休)、28日・29日と続きます。自分で交換する場合も、作業する日を先に押さえておくと、ほかの予定と重なりにくくなります。通知は「1日前」にしておけば、前の晩に家族みんなが気づけます。
保管中のタイヤの点検をTODOにする
ガレージや物置にしまってあるタイヤは、プラットホームの露出、ひび割れ、空気圧をまとめて確かめておきたいところです。TODO に「冬タイヤの点検」と登録し、担当するメンバーと期限を決めておきます。リマインダーを設定すると、点検を後回しにしにくくなります。点検で買い替えが必要とわかったら、ショップの予約もTODOに追加しておきましょう。
車に乗る家族ごとに予定を分ける
車が2台ある家庭や、祖父母の車も一緒に見ている家庭では、予定のメンバーを車に乗る人にして登録します。メンバーごとに色が分かれるので、どの車の予約なのかがひと目でわかります。操作の手順は家族カレンダーのガイドとTODOのガイドで紹介しています。
冬支度は、予約から
冬タイヤの交換は、雪が降ってから慌てて動くと、予約も作業も窮屈になります。「まだ早いかな」と感じる今のうちに、点検・予約・作業日の3つを家族の予定にしておけば、冬の最初の週末を落ち着いて迎えられます。
