習い事の送迎、6割の保護者が「送っている」
子どもの習い事メディア「SUKU×SUKU」を運営するFanssが、0〜12歳の子どもに習い事の経験がある保護者522人に、送迎について聞いた調査があります。
習い事の送迎をしている保護者は63.2%で、子ども1人で通わせているのは22.2%、送迎が必要ない習い事(オンラインなど)をさせているのは14.5%だった。送迎のストレスとしては、終了時間が不規則などの「待ち時間」、「仕事との時間調整」、「兄弟姉妹の対応」が上位に挙がった。
出典:株式会社Fanss「習い事の送迎がツラい‥ストレスの種や解決策を全国522人の保護者に調査」(2022年10月11日)
目を留めたいのは、ストレスの上位が距離や費用ではなく 「時間」と「調整」 だという点です。送迎そのものより、「今週は誰が行けるか」「何時に終わるか」「下の子はどうするか」を毎回考えることが負担になっています。
つらいのは、毎週「決め直している」から
「水曜のスイミングは母、土曜のサッカーは父」と大枠は決まっていても、残業、兄弟の行事、雨の日で毎週どこかが崩れます。そのたびにLINEで「今日行ける?」とやりとりし、返事がないまま夕方になる。送迎の負担の多くは、この 決め直し から生まれます。
習い事は一度始めると数年続きます。最初に「決め方」を決めておくと、毎週の調整がぐっと減ります。
送迎を回すための3つの決め方
1. 「行き」と「帰り」を別の担当にする
行きは開始時刻が決まっていますが、帰りは終了時刻がずれたり、着替えを待ったりで読みにくいものです。調査でストレスの1位だった「待ち時間」も、多くは帰りに生まれます。
行きは家にいる人、帰りは仕事の帰り道に寄れる人、と分けるだけで、一人が夕方をまるごと空ける必要がなくなります。
2. いつもの担当と、例外の日を分けて持つ
曜日ごとに「いつもの担当」を決めて固定し、崩れる日だけを上書きします。毎週ゼロから決めるのではなく、変わる日だけを話す 形にすると、やりとりは月に数回で済みます。
3. 祖父母やほかの家族に頼むときは、情報ごと渡す
祖父母に迎えを頼むとき、つい口頭で済ませがちです。ところが頼まれた側には、分からないことがたくさんあります。
- 教室の場所と、迎えに行く入り口
- 終了時刻と、延びたときの連絡先
- 子どもの持ち物(水着の袋、楽譜など)
- 駐車場や駐輪場の場所
これがまとまっていれば、頼む側も「説明が面倒だから自分で行く」をやめられます。
いえのーとで送迎を回す
カレンダーの予定名に送迎の担当を入れる
いえのーとの カレンダー に習い事を登録するとき、予定名に「スイミング(送:母/迎:祖母)」のように担当を入れておきます。家族を招待しておけば、同じ予定を全員が見られます。担当が変わった日は、気づいた人がその場で予定名を書き換えるだけです。
教室の情報はノートにまとめる
上で挙げた教室の場所・入り口・終了時刻・連絡先・持ち物は、ノート に習い事ごとにまとめます。祖父母に頼むときも「ノートを見て」で済みます。
月謝と持ち物の準備はTODOに
「月謝袋を出す」「水着を洗って乾かす」「発表会の衣装をそろえる」といった準備は、TODO に入れて担当者を決めます。送迎の担当と準備の担当が別の人でも、抜けがなくなります。
休講や発表会のお知らせはAI登録で取り込む
教室から紙で配られる休講・振替・発表会のお知らせは、AI登録 で撮っておくと予定として登録できます。紙を受け取った人しか知らない、という状態をなくせます。
送迎は「誰が行くか」より「どう決めるか」
送迎をしている家庭が6割を超えるなかで、つらさの中心は時間と調整でした。行きと帰りを分ける、いつもの担当を固定して例外だけを話す、頼むときは情報ごと渡す。この3つを家族で共有しておけば、送迎は一人で抱えるものではなくなります。
