年間予定表をアプリで一括登録する。4月の手入力をなくす撮影と確認の手順

新年度に配られる年間行事予定表を手でカレンダーに入れると、1時間近くかかります。撮影・抽出・確認・登録の4ステップに分けて、読み取り精度を上げる撮り方、年度をまたぐ1〜3月の落とし穴、全件を検算せずに済ませる確認のしぼり方を解説します。

春の光が差すダイニングで、テーブルに広げた年間予定表を眺める親の様子

4月の「年間予定表の手入力」は、毎年きっちり消耗する

新年度に配られる年間行事予定表。A4で1枚か2枚、1年分の行事が表になって並んでいます。

あれをカレンダーに入れようとすると、だいたい1時間近くかかります。運動会、授業参観、懇談会、短縮授業、振替休日。行が30も40もあって、しかも子どもが2人いれば2倍です。途中で力尽きて「とりあえず直近の3か月だけ」になり、秋になってから予定を知らずに慌てる。毎年これを繰り返している家庭は多いはずです。

手入力が終わらないのは、根気の問題ではありません。1枚の表から数十件を転記するという作業自体が、手でやるには向いていない だけです。

一括登録の流れは「撮影 → 抽出 → 確認 → 登録」

年間予定表をアプリに取り込む場合、手順は4つに分かれます。それぞれで気をつけることが違うので、先に全体像を押さえておきます。

ステップやることつまずきやすいところ
1. 撮影表全体を写真に撮る影・反り・見切れで読み取り精度が落ちる
2. 抽出日付と行事名を取り出す年度をまたぐ月の年の判定
3. 確認抽出結果に目を通す全件を検算すると手入力と変わらなくなる
4. 登録カレンダーに入れる誰の予定かの指定漏れ

撮影:影を作らず、真上から、表全体を1枚に

いちばん結果を左右するのが撮り方です。斜めから撮ると行がゆがみ、日付と行事名の対応がずれます。

ダイニングテーブルに平らに置いた年間予定表を、スマートフォンを真上に構えて撮影している様子
紙を平らに置き、真上から表全体を入れて撮る。これだけで読み取り精度がはっきり変わります。
  • 明るい場所で、真上から 撮る
  • 自分の影が紙に落ちないように、光源を背にしない
  • 表の端まで入れる。月の見出しが切れると日付の判定が狂う
  • 紙が反るなら、本や手で押さえて平らにする

2枚に分かれている予定表は、無理に1枚に収めず、それぞれ分けて撮ったほうが精度が出ます。

抽出:年度をまたぐ月に注意

年間予定表でいちばん間違いが起きるのが、1月・2月・3月です。4月始まりの表なので、これらは翌年になります。

表に西暦が書かれていないことも多く、ここは取り込んだあとに確認したほうが確実です。3学期の予定だけは年をチェックする、と決めておくと漏れません。

確認:全部は見ない

抽出結果を1件ずつ検算しはじめると、手入力と労力が変わらなくなります。それでは意味がありません。

見るのは次の3つに絞ります。

  • 年度をまたぐ月(1〜3月)の年
  • 時間の指定があるもの(授業参観、懇談会)
  • 自分が休みを取る必要があるもの

行事名の細かい表記ゆれは、あとから直せば十分です。

登録:誰の予定かを先に決める

きょうだいがいる家庭では、登録時に「誰の予定か」を指定しないと、あとで見分けがつかなくなります。学年別に行事が違う場合はなおさらです。

表そのものが学年共通でも、登録の時点で子ども別に分けておく と、あとの運用が楽になります。

「いえのーと」で年間予定表を取り込む

私たちが作っている家族共有アプリ「いえのーと」の「AI登録」は、この4ステップのうち撮影以外をまとめて引き受けます。

画面下の「AI登録」から「撮影」を選び、年間予定表を写します。送信したら、あとは閉じてしまって構いません。解析が終わると通知が届きます。

AI登録から届いた通知。5件の項目を読み取りました。内容を確認してください、と表示されている
解析はバックグラウンドで進みます。終わると読み取り件数が通知で届きます。

通知を開くと、読み取られた予定がカードで並びます。

年間行事予定表の解析結果画面。「運動会 9月19日(土)開催」がカレンダー、「2学期のおもな行事」がノートに振り分けられ、AI確度のバッジが付いている
年間予定表から起こされた項目。行事はカレンダー、一覧はノートへ振り分けられます。

カードごとに日時と担当者を直せるので、上に書いた「1〜3月の年」「担当者の指定」はここで整えます。カレンダーに入れる項目は担当者が必須なので、指定漏れのまま登録されることはありません。

登録した予定は家族全員に自動で共有されます。撮った予定表の写真も「AI登録 履歴」に残るため、紙は処分して構いません。

ステップごとの画面は AI登録の使い方ガイド にまとめています。

年間予定は「変わる前提」で入れておく

年間予定表は、年度の途中で必ず変わります。運動会の日程変更、感染症による行事の中止、振替休日の追加。

だからこそ、最初に全部入れておく価値があります。予定が入っていれば「変更の連絡」が意味を持ちますが、そもそも入っていなければ、変更されたことにも気づけません。

完璧に入れようとせず、8割の精度でいいので1年分を先に置いてしまう。これが年間予定表のいちばん効く扱い方です。

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