年末の大掃除、「するつもり」は7割でも実際は5割。今のうちに家族で分担を決めておく

ダスキンの調査では、2024年末に大掃除を「する予定」と答えた人は69.3%でしたが、実際に実施した人は51.1%で過去最低でした。夫婦の満足度にも毎年ずれがあり、妻から夫への満足度は74.6%にとどまります。場所ごとに担当を決める、日にちを先に押さえる、道具を早めにそろえる、プロに頼む場所を決める。いえのーとで年末の大掃除を家族で分けておく方法をまとめました。

冬の朝のリビングで、父親が踏み台に乗ってレンジフードを拭き、母親が窓を拭き、子ども2人が棚をふいたりはたきを持ったりしている家族の大掃除の様子

「するつもり」と「実際にした」の差は約18ポイント

年末の大掃除について、ダスキンが2005年から毎年続けている調査があります。最新の結果は次のとおりでした。

2024年末の大掃除実施率は51.1%で、前年(2023年末:52.6%)より微減となった。2008年末の71.7%以降、緩やかな減少が続き、調査を始めた2005年以降で過去最低となった。世帯別では子育て世帯が59.9%で最も高く、共働き世帯が58.1%で続いた。

出典:ダスキン「第21回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」(2025年10月22日)

同社が年末前に行った意向調査では、2024年末に大掃除を「する予定」と答えた人は69.3%でした。つまり するつもりだった人のうち、かなりの人が実際にはできないまま年を越しています。 しなかった理由の2位は「時間がなかった」でした。

69.3%2024年末に大掃除を「する予定」と答えた人ダスキンの意向調査
51.1%実際に大掃除をした人2005年の調査開始以来、過去最低
18.8%しなかった理由「時間がなかった」1位は「普段こまめに掃除をしている」20.5%

子育て世帯と共働き世帯は実施率が高い一方で、普段の掃除に時間を割きにくい世帯でもあります。年末の数日に「普段できない場所」をまとめて片づけようとするほど、予定どおりにいかなかったときの取りこぼしも大きくなります。

夫婦の満足度には、毎年ずれがある

同じ調査では、家族の参加についても聞いています。大掃除をした家庭での参加率は妻が85%、夫が65%。配偶者の取り組みへの満足度は、夫から妻が91.1%だったのに対し、妻から夫は74.6%にとどまりました。不満の理由でいちばん多かったのは「大掃除に積極的ではなかった/手伝ってくれなかった」です。

一方、満足した理由の上位は「きちんと汚れが落ちたので」(42.0%)と「積極的に取り組んでくれたので」(33.9%)でした。求められているのは、言われた作業をこなす「手伝い」ではなく、自分の担当として最後までやること だと読めます。

子どもの参加率は小学生が43.9%で最も高く、中学生40.8%、高校生20.8%と年齢が上がるにつれて下がっていきます。小学生のうちに「自分の担当がある」形にしておくと、家族の戦力になります。

今のうちに決めておく4つのこと

1. 場所をリストにして、担当を割り振る

レンジフード、窓と網戸、浴室、玄関、ベランダ。大掃除をする場所を書き出し、いえのーとの TODO に1か所ずつ入れて担当者を決めます。「手伝って」ではなく「ここはあなたの担当」にすると、終わったかどうかも担当者がチェックするだけで家族に伝わります。

子どもには、窓の下半分、靴箱、自分の机まわりなど、届く範囲で終わりが見える場所を任せるのがおすすめです。

2. 日にちを先にカレンダーで押さえる

2025年末の意向調査では、大掃除の予定日は12月27日(土)と28日(日)に集中しました。年末休暇の最初の週末は、帰省の準備や買い出しとも重なります。大掃除の日を カレンダー に先に入れ、家族の予定と重ならないようにしておきます。

1日で全部を終わらせようとせず、11月から12月前半の週末に「今週は窓」「来週は浴室」と分けて入れておくのも手です。年末に残るのが数か所だけなら、予定が崩れても取り返せます。

3. 洗剤と道具は買い物リストに入れておく

当日になって「換気扇用の洗剤がない」「ゴム手袋が1組しかない」と気づくと、買い出しで半日がつぶれます。必要なものは 買い物リスト に入れておけば、ほかの買い物のついでに誰かが買ってこられます。

4. プロに頼む場所を早めに決める

2024年末に大掃除をプロに頼んだ人は10.1%で、依頼した場所はエアコンが最多(7.5%)でした。年末は依頼が集中しやすい時期です。自分たちでやらない場所を早めに決め、予約日もカレンダーに入れておきます。

年末に慌てないために、分担は秋のうちに

大掃除が「するつもり」で終わる大きな理由は、時間が足りないことでした。場所と担当を決め、日にちを押さえ、道具をそろえておく。それを家族で共有しておけば、年末の数日に一人が全部を抱えることはなくなります。

参考・引用元

ダスキン「第21回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査」
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