女性の7割が、パートナーの家事に不満
家事を頼んだのに思ったようにやってもらえない。頼まれた側は、ちゃんとやったつもりでいる。そんなすれ違いは、多くの家庭で起きています。リンナイがフルタイムで働く既婚男女1000人に行った調査があります。
パートナーの家事に不満があるか聞きました。その結果、回答者の6割(59%)、男女別では女性の7割(72%)が不満を抱えていました。
出典:リンナイ「家事分担に関する意識調査」(2024年8月30日)
注目したいのは不満の中身です。女性の不満で最も多かったのは「家事を『手伝うもの』と思っていること」(43%)。一方、男性の不満は「時間があるのにやろうとしないこと」と「やり方が気に入らない・雑なこと」がともに34%でした。頼む側も頼まれる側も、家事の「持ち主」が誰なのかがあいまいなまま もやもやしている様子がうかがえます。
総務省の社会生活基本調査(2021年)では、6歳未満の子どもがいる夫婦の1日の家事関連時間は、夫が1時間54分、妻が7時間28分でした。時間の差は縮まりつつありますが、多くの家庭では家事を「持っている」のはまだ片方で、もう片方は「頼まれてやる」形になりやすいのが実情です。
「頼んだのに」の多くは、頼み方の問題
「洗濯お願い」と頼んだとき、頼んだ側の頭には、分けて洗う、干す、たたんでしまう、までが入っています。ところが頼まれた側は、洗濯機を回すことだと受け取るかもしれません。何を・いつまでに・どこまで が共有されていないと、どちらも正しくやったつもりのまま不満だけが残ります。
伝わる頼み方の3つのコツ
1. 「何を・いつまでに・どこまで」を言葉にする
「お風呂掃除お願い」ではなく、「土曜の夜までに、浴槽と排水口まで」と伝えます。具体的にするほど、頼まれた側も迷わずに済み、終わったかどうかの判断もそろいます。
2. 「手伝い」ではなく「担当」として丸ごと渡す
その都度頼むやり方だと、頼む側が家事を管理し続けることになります。「ゴミ出しは毎回あなた」「洗濯は週末だけあなた」のように、家事ごと担当を渡してしまうほうが、頼む負担も頼まれる負担も軽くなります。
3. やり方は一度だけ書き残す
「やり方が雑」という不満の多くは、基準が共有されていないことから起きます。洗濯物の分け方、洗剤の量、やってはいけないこと。こだわりがある家事ほど、最初に一度だけ書き残しておけば、毎回口で指摘し合わずに済みます。
いえのーとで家事を分ける
いえのーとの TODO に、「浴槽と排水口の掃除」のように中身まで分かる名前で家事を登録し、担当者と期限を決めます。週に1回など定期的な家事は、作成するときに「繰り返し設定」をオンにしておきましょう。作成後には変更できないので、最初に設定するのがポイントです。
家事のやり方は ノート に「家事のやり方メモ」としてまとめておきます。担当が変わっても、ノートを見れば同じ基準でできます。TODOの「完了済み」タブでは、誰が何をやったかを振り返れるので、「やっていない」「やった」の言い合いも減らせます。操作の詳しい手順はTODOの使い方ガイドをご覧ください。
家事全体の分担を見直したいときは、家事分担をアプリで見える化するもあわせてご覧ください。
頼むより、渡す
家事が伝わらないのは、頼まれた側のやる気だけの問題ではありません。中身・期限・仕上がりを具体的にし、手伝いではなく担当として渡し、やり方を一度だけ書き残す。この3つをそろえるだけで、「頼んだのに」はずっと減ります。
