子どもの「見えないお金」、家庭でルールを決めているのは7.6%。ゲーム課金やキャッシュレスのルールを、雨の週末に家族で決める

NPO法人キッズフリマが10月15日に公表した保護者66人への調査で、デジタルマネーの使い方を家庭で「明確に決めている」のは7.6%、「決めていないが不安はある」は39.4%でした。ゲーム内アイテムがお金で成り立つと理解していない子も約4人に1人います。家族で決めておきたい課金とキャッシュレスのルールをまとめました。

雨の日のリビングで、ゲームのコントローラーを持つ男の子とスマートフォンを持つ女の子に、母親がひざをついてノートを指しながら話しかけ、テーブルにはブタの貯金箱とカードが置かれている様子

「決めていないけれど不安」がいちばん多い

ゲームのアイテム、動画アプリの有料スタンプ、コンビニでのスマホ決済。子どものまわりでは、画面の中でお金が動くことが当たり前になりつつあります。NPO法人キッズフリマが10月15日に公表した保護者への調査では、家庭でのルールについて次のような結果が出ています。

「デジタルマネー(見えないお金)」の使い方や怖さ、マナーについて、家庭で「明確に決めている」と回答したのは7.6%。一方、39.4%は「決めていないが不安はある」と回答しました。

出典:NPO法人キッズフリマ「【調査結果】デジタルマネー、家庭でルールを決めているのは7.6%」(PR TIMES、2026年10月15日)

調査はフリマに出店した子どもの保護者66人が対象で、全国の家庭の傾向を示すものではありません。それでも、「気にはなっているけれど、何をどう決めればいいか分からない」という感覚に、うなずく人は多いのではないでしょうか。その一方で 「都度話し合っている」家庭も約3割 あり、整ったルールでなくても話す習慣があるだけで、子どもは相談しやすくなります。

明確に決めている
7.6%
都度話し合っている
31.8%
決めていないが不安はある
39.4%
まだ必要ない
21.2%

同じ調査では、ゲーム内のアイテムなどがお金で成り立っていることを子どもが「まだ理解していない」「分からない」という回答が25.8%ありました。また、78.8%の保護者が、雨の日の休日は動画やゲームの時間が増えると答えています。画面に向かう時間が長い日ほど、ボタンひとつでお金を使える場面にも出会いやすくなります。

家族で決めておきたい3つのルール

1. 月に使える上限額を決める

「課金は禁止」だけだと、友だちとの話題についていけなくなったり、こっそり使ってしまったりすることがあります。お小遣いの一部として月の上限額を決め、その範囲で何に使うかを子どもに選ばせると、「限られたお金をどう使うか」を考える練習にもなります。

2. 「買う前に親に聞く」を、仕組みで支える

口約束だけでなく、スマホやゲーム機の設定も使いましょう。iPhoneやiPadの「スクリーンタイム」、Androidの「Google ファミリーリンク」、各ゲーム機の見守り機能には、購入の前に保護者の承認を求める設定や、利用額の上限を決める設定があります。クレジットカードを登録したままにせず、必要な分だけプリペイドカードでチャージするのもひとつの方法です。

3. 使った額を、月に1回いっしょに見る

細かいルールを作り込むより、実際に使った額を親子で確かめる時間のほうが効きます。購入履歴を一緒に見て「これは買ってよかった?」と聞くだけで、画面の中のお金が本物のお金だと実感しやすくなります。

いえのーとで家のルールを残す

決めたルールは、いえのーとの ノート に「ゲームとお金のルール」として書いておきます。月の上限額、買う前に誰に聞くか、約束を守れなかったときにどうするかまで書いておくと、父親と母親で言うことが食い違う心配もありません。毎月の確認は TODO に「今月のゲームの利用額を子どもと見る」と登録し、月末を期限にしておきます。

ノートの使い方はノートのガイドで紹介しています。子どもとネットの付き合い方については家族の写真をSNSに載せる前に決めておくこともあわせてご覧ください。

完璧なルールより、話せる関係を

子どもが成長するにつれて、使うアプリもお金の額も変わっていきます。最初から完璧なルールを作る必要はありません。「困ったら話せばいい」と子どもが思えるように、家で過ごす雨の週末に、まずはひとつだけ決めてみてください。

参考・引用元

NPO法人キッズフリマ「【調査結果】デジタルマネー、家庭でルールを決めているのは7.6% 子どもの“見えないお金”に約4割の保護者が「不安」」
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