出動理由の上位は、バッテリー上がりとタイヤのトラブル
行楽シーズンのドライブは、渋滞や目的地の混雑ばかりが気になりがちですが、車そのもののトラブルも珍しくありません。JAFが公表している2025年度(2025年4月〜2026年3月)のロードサービス出動理由は、1位がバッテリー上がり(43.17%)、2位がタイヤのパンク・バースト・エアー圧不足(20.90%)、3位が落輪・落込(5.41%)でした。JAFは、この結果を次のようにまとめています。
これら3つが全体の約69%を占めており、ライトの消し忘れ等のドライバーのうっかりミス、メンテナンス不足などの人的要因が多い傾向になっています。
一般道路におけるタイヤのトラブルが全体の約20%なのに対し、高速道路は約40%と2倍以上になっています。
出典:JAF「よくあるロードサービス出動理由」(2025年度の集計)
原因が「うっかり」と「点検不足」なら、車を出す人が一人で全部を見るより、家族で分けた方が気づきやすくなります。たとえば降車時にライトと室内灯を確かめる役は、子どもにも任せられます。高速道路に乗る行楽ほど、出発前のタイヤの空気圧の確認 が大切です。
渋滞と休憩は、前もって予定に入れておく
NEXCO各社と日本道路交通情報センターは、連休ごとに高速道路の渋滞予測を公表し、利用する日や時間帯をずらす「分散利用」を呼びかけています。11年ぶりの5連休になった9月のシルバーウィークの予測では、10km以上の渋滞が上下線の合計で279回と見込まれました(NEXCO中日本のニュースリリース)。
子ども連れの休憩については、NEXCO中日本のサービスエリア案内が「2~3時間に1回くらいの割合でこまめに休憩タイムがとれるよう、ゆったりしたスケジュールを組んでおきましょう」と紹介しています(ベビー&キッズ)。渋滞は避けきれませんが、混む時間帯に動かないことと、休憩を到着時刻に含めておくことは、前もって決められます。
車内で子どもが退屈しない工夫は、子どもと一緒に選ぶところから
車内の退屈対策は、親が用意して渡すよりも、子どもと一緒に持ち物を選んでおく方が、車内で自分から手に取りやすくなります。絵本、塗り絵、シール、ぬいぐるみ、好きなおやつ。休憩のたびに外へ出て体を動かす時間も、退屈をやわらげてくれます。袋とウェットティッシュは、親が車に積んでおく担当にすると役割が分かれます。
いえのーとで出発前から帰宅までを分ける
カレンダーに出発・休憩・帰宅の時刻を入れる
カレンダー に「行楽ドライブ」を登録し、メンバーは「全員」、カテゴリは「外出」にします。出発、昼食、帰る時刻を説明欄に書き、場所の欄に立ち寄るサービスエリアや目的地のURLを入れておけば、後部座席の家族もタップして確認できます。
出発前の点検をTODOで担当制にする
「タイヤの空気圧を見る」「ガソリンを入れる」「降りるときにライトを確かめる」を TODO に登録し、担当と期限を決めます。JAFは「少なくとも1カ月に1回は空気圧の点検」を勧めているので、繰り返し設定で毎月の同じ日に出るようにしておくと、行楽の前だけでなく普段の点検にも使えます。
車内の持ち物は「おでかけ」で人ごとに登録する
おでかけ の「この日だけ」で、出発日に持ち物を登録します。「だれの持ち物」で子どもを選び、子どもと一緒に決めた絵本やおやつ、着替えを改行でまとめて追加します。親の分は、袋、ウェットティッシュ、飲み物など。当日の朝は「全員」で、まだ終わっていない人を確かめられます。操作の手順はカレンダーのガイド、TODOのガイド、おでかけのガイドで紹介しています。
車は一人のものではなく、家族の準備にする
行楽ドライブの準備は、運転する人の仕事になりがちです。点検は大人で分け、休憩は予定に入れ、車内の持ち物は子どもと決める。分けておけば、帰り道に困る場面も、車内で退屈する時間も、少し減らせます。
