年賀はがきは16年続けて減り、出し方の選択肢は増えた
11月2日から、2027年用の年賀はがきの販売が始まりました。毎年なんとなく同じ枚数を買っている家庭も多いと思いますが、世の中全体では、年賀状を出す人は減り続けています。日本郵便の発行概要には、今年の発行枚数がこう書かれています。
2027(令和9)年用年賀はがきの当初発行枚数は5.6億枚(対前年比 約74.3%(2026(令和8)年用の当初発行枚数は7.5億枚))です。
出典:日本郵便「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」(2026年8月31日)
共同通信の報道(熊本日日新聞掲載、2026年8月31日)によると、当初発行枚数が前年を下回るのは16年連続です。同じ発行概要では、SNSでのやりとりが当たり前になり、年賀状を送る習慣も変わってきていると日本郵便自身が書いています。そのうえで、差出日の目安を遅らせたり、一言添えるだけで出せるはがきを用意したりと、手間をかけずに出せる方向 に仕組みを変えています。毎年の習慣をそのまま続けるか、出す相手を見直すかを考えるには、ちょうどよい年です。
引受開始も12月15日から12月20日(日)に遅くなりました。12月20日から27日までの1週間が、元日に届けるための投函期間ということになります。販売終了が1月15日まで延びたので、届いた年賀状への返事も出しやすくなっています。
出す相手は、家族で一人ずつ違う
家族の年賀状は、一度にまとめて作ることが多い一方で、出す相手は人によって違います。夫婦それぞれの友人や仕事の関係、子どもの友だち、祖父母や親戚。誰が誰に出しているのかを、家族の誰も全体として把握していない、ということも珍しくありません。今年は作り始める前に、次のことを家族で確かめておくと、枚数も手間も決めやすくなります。
- 去年出した相手と、去年届いた相手を並べて、今年も出すかを一人ずつ決める。
- 年賀状をやめる相手には、今年の年賀状でそのことを伝えるか、SNSやメッセージに切り替えるかを決める。
- 子どもが自分で書く年賀状は、何枚書くかと、宛名を誰が確かめるかを決める。
- 喪中はがきが届いた相手は、名簿に印をつけて、今年は出さないようにしておく。
「やめる」と決めるのも、出す相手を見直す選択肢の一つです。 大切なのは、家族のそれぞれが勝手に判断して重複や出し忘れが起きないよう、決めたことを一か所にまとめておくことです。
いえのーとで、年賀状の準備を分ける
住所と「出す・出さない」をノートにまとめる
いえのーとの ノート に「年賀状の名簿」を作り、相手の名前と住所、誰の関係か、今年出すかどうかを書いておきます。届いた年賀状を写真で残しておけば、来年見直すときの手がかりになります。喪中はがきが届いたら、その場でノートに追記しておくと、家族の誰が作業しても同じ名簿を見て動けます。
差出目安から逆算して、TODOに期限を入れる
準備は TODO に分けて登録し、担当と期限を決めます。たとえば「名簿の見直し(11月中)」「はがきを買う」「写真とデザインを決める」「宛名を書く」「投函する(12月20日〜27日)」のように並べると、年末の慌ただしい時期に作業が集中するのを避けられます。はがきは名簿で枚数が決まったところで 買い物リスト に入れておけば、家族の誰かが郵便局やコンビニに寄ったついでに買えます。
来年の分は、繰り返しのTODOにしておく
年賀状は毎年同じ時期にやってくる家事です。「年賀状の名簿を見直す」を毎年11月の繰り返しTODOにしておけば、来年は思い出す手間がいりません。操作の手順はノートのガイド、TODOのガイド、買い物リストのガイドで紹介しています。11月のほかの予定とあわせて考えたい場合は、11月は予定が重なる月もご覧ください。
枚数より先に、相手を決める
年賀はがきの発行は減り続けていますが、出し方は以前より柔軟になりました。今年は枚数を決める前に、家族で出す相手を見直し、名簿と担当を一か所にまとめておく。12月27日の差出目安から逆算しておけば、年末の数日を宛名書きに追われずに過ごせます。
